便秘で悩む人のための漢方薬6選~市販で手に入るおすすめなものをご紹介

現在、便秘に悩む人は日本中で1000万人以上と言われているほど、多くの方々がお通じの悩みを抱えているようです。便秘を解消するためには市販の便秘薬を服用する方法もありますが、漢方薬の力を借りてみるのはいかがでしょうか?

一時的に便秘を解消するための便秘薬と違い、漢方薬は長期的な体質の改善に効果が期待できるのです。そこで市販で手軽に手に入れることのできるオススメの漢方薬を厳選して6つご紹介します。




何日も出ていないのに便意を催さないタイプの便秘

便意を催さないまま、何日も便が出ないという場合は弛緩性便秘の可能性が考えられます。日本人には最も多いと言われているのが弛緩性便秘のタイプです。

腹筋の力が比較的弱い女性や運動不足の方に多く見られる便秘で、大腸を動かす筋肉の低下などが原因となって起こります。このような便秘には、大腸を刺激して排便を促す効果の期待できる漢方薬がオススメですよ。

大腸の働きを正常に整える「タケダ漢方便秘薬」

大腸の働きを正常に整える「タケダ漢方便秘薬」
大腸などの内臓の働きを促進する大黄という生薬を使用しており、大腸に入ることで腸壁を刺激して便意を催す効果が期待できます。さらに大黄の効果が過剰にならないように調整する成分として、天草も配合しています。2つの生薬の相乗効果で大腸の働きを正常に保つのに役立ちます。

飲み方は1日1回、就寝前に水やお湯で飲むだけでとてもお手軽で飲みやすいのがポイントです。しかも即効性があり通常は8時間から10時間程度で効果が出始めるのと言われ、寝る前に飲めば翌朝にはすっきり感を実感できる方が多いようです。また便秘に伴う肌荒れやお腹のハリの改善にも良いということで、多くの方に選ばれている人気の漢方薬です。

冷えを解消して内蔵本来の機能を取り戻す「楽々するり温茶」

冷えを解消して内蔵本来の機能を取り戻す「楽々するり温茶」
体が冷えると、血液の巡りが悪くなり内臓の働きを悪くさせてしまいます。そのため冷え性の方は大腸の働きも弱くなっているため便秘になりやすいのです。さつま薬局の楽々するり温茶は、身体を内側から温めて全身の巡りを良くして排出を促す効果が期待できる漢方薬です。

実際に使用したうちの、実に90パーセントもの方がすっきりを実感できたと答えています。その秘密はウイキョウ、アカメガシワ、エゾウコギ、ケイヒなどデトックスやリラックス効果が期待できると言われている漢方薬を使用していることです。体を温めるだけでなく、体の内側から整えてすっきり体質を作るのに役立ちますよ。美容クリニックのドクターも推奨しており、ダイエットをサポートプランの中でもこの楽々するり温茶を取り入れているのだそうです。

便意があるのになかなか出すことのできない便秘

便意があってトイレへ行ってもなかなか出ないという方や、便意を我慢してしまう癖がある方は直腸性便秘が考えられます。便が直腸まで来ているのに排便されない状態が長く続くことで、便の水分が奪われていきます。そうなることで次第に便が固くなっていき肛門に詰まって排便しづらくなってしまうのです。このような便秘には、大腸の水分量を増やして便を出しやすくする働きをする漢方薬を選びましょう。

大腸に水分を溜めて便を柔らかくする「麻子仁丸」

大腸に水分を溜めて便を柔らかくする「麻子仁丸」
麻子仁というアサの果実から取れる生薬が主成分として使用されています。麻子仁は保水効果が良いのが特徴で、大腸に水分を集めて便を柔らかくする働きがあります。また杏仁という生薬も同様に腸を潤して便通を良くしてくれます。さらに麻子仁に含まれている脂肪酸が腸内で溶け出すことによって、腸壁を滑らかにして便通をスムーズにする働きを持っています。飲み方は朝昼晩の3回食事の前に飲むのがオススメです。お腹に優しく、身体に負担をかけにくい漢方便秘薬です。

腸の調子を整えて下痢や腹痛も予防する「ツムラ潤腸湯」

ツムラの潤腸湯は、その名の通り腸を潤して便通を改善する働きがあります。便秘に良いとされる大黄、麻子仁、杏仁、桃仁、厚朴、当帰、地黄、黄ごん、枳実、天草の10種類の生薬を配合しています。

麻子仁と杏仁は腸に水分を蓄える働きがあるため、水分不足によって便が固くなる直腸性便秘には非常に効果が期待できます。さらに腸を刺激して排便を促進したり、逆に腸の働きを抑制する生薬をバランス良く配合しています。そのため便秘を改善するだけでなく、過剰な腸の働きを抑えて、下痢や腹痛などを予防してくれる優れた漢方薬です。

使用方法は1日2回、朝と夜の食前に服用します。顆粒タイプなので効き目も早く数時間後には便意を催すようになる方もいるそうです。

生理前や胃腸が弱っている時に起こる便秘

便秘で悩む人のための漢方薬~生理前

以上に挙げた原因以外でも、身体本来のバランスが乱れることによって便秘が引き起こされる場合があります。女性の場合は生理などのホルモンバランスの影響も大きく関係してきますし、ほかにも現代人に多い生活習慣の乱れなどが便秘を招くことも多いようです。便秘の原因に合わせて、それぞれの不調を改善したりバランスを整える働きのある漢方薬を選んでみましょう。

腸内環境の乱れなどによる便秘には「コタロー大建中湯」

加齢やストレス、食生活の乱れなどによって腸内環境が悪化することで起こる便秘や、胃腸が弱っている場合の便秘には大建中湯がオススメです。胃腸に良いとされるさまざまな生薬が配合されており、本来の排便機能を正常に整えてくれます。

大建中湯に含まれている麦芽糖は、大腸まで届いて腸内環境を正常化させる働きを持つ善玉菌の餌となります。そうすることで善玉菌を増殖させることに繋がり、腸内環境の正常化を促進するのです。また、人参、山椒、乾姜の力で弱ってしまった胃腸の調子を整えてくれるので、排便機能を正常に保って便秘の解消に繋がります。こちらは顆粒タイプの漢方薬で、1日2〜3回程度空腹時に使用します。朝昼晩の食事の前に服用するのがオススメですよ。

生理前や生理中に繰り返し起こる便秘に「ハーブインタケダ」

便秘で悩む人のための漢方薬~ハーブインタケダ
女性の方で生理の前や生理中などに決まって便秘になるという方は、黄体ホルモンの関係で便秘が引き起こされている可能性が高いです。黄体ホルモンの影響で、腸壁からの水分の吸収が促されて腸のぜん動運動が抑制されやすいのです。

しかも水分量が少なくなるため便が固くなり、いっそう出にくい状態になってしまいます。そこでハーブインタケダは大黄と天草を配合することによって、ホルモンバランスの影響で衰えてしまいがちな腸の働きを活発化させます。さらにジオクチルソジウムスルホサクシネートという便に水分を与える成分も加えられており、便を柔らかくしてスムーズな排便をサポートしてくれます

通常8時間から10時間で変化が現れ始めるといい、就寝前に飲むことで翌朝にすっきりを実感できるのだそうです。全面コーティングされた錠剤なので、生薬独特のにおいが苦手な方でも飲みやすい漢方薬です。

まとめ

一口に便秘と言ってもその原因や症状の出方は様々です。まずは自分の便秘がどのタイプなのかを照らし合わせて、自分に合った漢方を選んでみて下さい。

  • 何日も出ていないのに便意を催さないタイプ・・・タケダ漢方便秘薬、麻子仁丸
  • 便意はあるが、なかなか出ない方・・・麻子仁丸、ツムラ潤腸湯
  • 冷えが原因で起こる便秘・・・楽々するり温茶
  • 加齢やストレス、食生活の乱れなどによって起こる便秘、胃腸が弱っている場合の便秘・・・コタロー大建中湯
  • 生理前や生理中に繰り返し起こる便秘・・・ハーブインタケダ

一時的に便を出させるのではなく、体の内側から整えて便秘体質の改善を図るのが漢方薬の特徴です。繰り返す便秘や慢性的な便秘にお悩みの方は、漢方の力で体の内側からスッキリ体質を目指してみてはいかがでしょうか。